日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会のご案内

2018年度全国会長挨拶

 

『だって、褥瘡があるから・・・・』

我が国は今後、いまだ経験のない高齢化社会を迎えます。それとともに、国は在宅医療をはじめ、遠隔医療の導入など新たな模索が始まっています。国民が医療を享受するスタイルは確実に変化し、医療費抑制政策もあいまって混沌とした時代となりそうです。私は皮膚科医であり、褥瘡をはじめ様々な皮膚疾患は直接患者さんを拝見しないと正しい診断と治療はできないと考える向きですが、さりとて異論ばかりを唱えていると情報通信技術の急速な発達により、近くの在宅の患者さんを遠く離れた異国の医療従事者がフォローするという笑い話のような現実が訪れるかもしれません。

やはり、医療の基本は対面診療であり、ヒトとヒトのふれあいを基盤にしたものでなくてはなりません。他からの批判に耐えうる知識と技量をもった医療従事者が、在宅現場で愛護的な診療そしてケアをしてこそ、世界的にもハイレベルな在宅医療が展開できるのではないでしょうか。そのためには、多職種が密に連携するとともに、お互いの分野の褥瘡学ともいえる基礎知識を共有し、上手に情報通信技術を応用することが重要になるでしょう。

「その患者さんは遠隔モニターで十分でしょう?バイタルをみて、家族にLINEで指示すればいいでしょう」 「でも、見に行ってきます。だって、褥瘡があるから・・・」

日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会
2018年度全国会長 安部 正敏

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