床ずれセミナーアンケート
2010年日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会 東北地区総会
入場者 : 124名 アンケート総数 : 91枚 回収率 : 73.4%
(1)あなたの主な職種をお答え下さい。
職種 |
人数 |
医師 |
0 |
訪問看護師 |
13 |
病院看護師 |
33 |
施設看護師 |
9 |
ケアマネジャー |
3 |
薬剤師 |
1 |
PT |
2 |
OT |
1 |
管理栄養士 |
0 |
ヘルパー |
11 |
社会福祉士 |
0 |
介護福祉士 |
15 |
福祉用具専門相談員 |
0 |
その他(看護補助者・障害者相談員) |
3 |
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(2)上記の職種での経験年数を教えてください。
経験年数 |
人数 |
1年未満 |
1 |
1年以上-3年未満 |
9 |
3年以上-5年未満 |
14 |
5年以上-10年未満 |
27 |
10年以上-20年未満 |
21 |
20年以上 |
19 |
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(5)日ごろ、職種間や病院・施設間の連携で問題だと感じていることをお聞かせ下さい。
- 被覆材が処方(軟膏のように)されないため、訪問診療時や往診で使用されても訪問看護で使用できない。(訪問看護師)
- 往診だと、その状態にあったものが処方されない。(訪問看護師)
- 夜間往診してくれる医師が少ない。(訪問看護師)
- 在宅で都合をつけても病院看護師や施設のスタッフが時間がとれず(医師も)話し合いの場に参加できないこと。(訪問看護師)
- 病院などで介護者へ介護の指導や床ずれ予防を教えずそのまま自宅へ帰す。(訪問看護師)
- 知識や技術が統一出来ない。言葉では対応出来ないのでデジカメは必須アイテム。先生も学習して欲しい。(訪問看護師)
- 在宅療養の場合、退院時に自宅の様子がわからないので、退院前の訪問などのシステムがあると良い。(病院看護師)
- リハで獲得した機能が、なかなか病棟が忙しく維持出来ず、看護師が全介助で行ってしまう。(PT)
- 病院で治療をしてよくしても、施設でのケアが充実していなく、悪化して再入院するころが多い。今後は連携してお互いのケアの向上ををしていくことが大事だと思う。(病院看護師)
- 情報を共有できない事がある。処置法等。(介護福祉士)
- 病院と訪問看護師(又は在宅)。病院の中でも褥瘡対策チームとしての在宅の関わり方について。(病院看護師)
- 病院・ドクターの知識不足。(ヘルパー)
- 同じケアの内容でも各々に差があること。(病院看護師)
- 利用者のことを思うようにみんなにつたわらない。(デイ看護師)
- 褥瘡に対しての感覚が違う。(介護事業所経営者)
- それらの間での連携は不十分である。(障害者相談員)
- 在宅での褥瘡ケアにとってチームワークが大切であると痛感しました。訪問看護師の方との連絡はよくするのですが、Drには中々聞きづらい。(介護福祉士)
- 職種間のコミュニケーション不足によりチームワークがとれていない。(介護福祉士)
- 病院と自宅、施設間でのケアのギャップがある。自宅や施設では介護者に限界がある。どこまで出来るかによってケアの内容や負担の度合いも変わってくると思う。(病院看護師)
- 褥瘡発生リスクが高い患者には、用品・用具を使用しているがリスクが低くても使用したい患者にいきわたる数が購入しずらい。(病院看護師)
- 精神、認知症者の対応、スタッフ間の連携。(ヘルパー)
- 施設から患者が対象でないといわれる事が多い。どういう患者なら施設は受け入れるか。(病院看護師)
- 訪看との体交等の意見の食い違い。(ヘルパー)
- Drは車いすに乗せて離床は図れば褥瘡は出来ないと思っている。(病院看護師)
- 情報共有不足。(病院看護師)
- 姿勢改善としてポジショニングを行うが、リハビリスタッフから看護・介護スタッフにお願する際、意見の食い違い、見方の違いで行ってもらえない事がある。連携が取れない。(OT)
- スタッフ同士のコミュニケーション。(介護福祉士)
- 病棟のスタッフと在宅のスタッフとが話し合う場が限られているため連携がとりにくい。(病院看護師)
- 施設内での褥瘡への理解にバラつきがあること。(介護福祉士)
- スタッフの人数が多く、入所されている方々の状態も多様なため、褥瘡予防ケアが統一されてないこと。職員の意識。(訪問看護師)
- 介護と看護がもっと話が出来る場があればいいと思う。(介護福祉士)
- 情報・支援の共有。(介護福祉士)
- 訪問看護を使用しているが、ショートステイを利用した場合、ショート先へ褥瘡の処置等を連絡しているが、ショート看護師の考えが古く、私達の処置内容があまり理解しされない。(訪問看護師)
- 退院してもすぐ褥瘡が出来て入院してしまう。(病院看護師)
- 入院生活の中でのマットレスが分からず退院後、1週間程度で褥瘡が出来てしまったケースがあり、サービス調整会では病症中心になり環境についての連携が必要である。(訪問看護師)
- 問題意識・知識の違いから、中々同じ方向性での話し合いにならない。(訪問看護師)
- ケアに一番身近な介護職員が褥瘡に対する知識が乏しく感じます。介護職員ももっと連携がとれればリスクも減らされるのではと感じています。(施設看護師)
- 看護師と介護福祉士間の意識の違い。(施設看護師)
- 施設に入所していると褥瘡は良くなるが、退所して在宅になると悪化している状態となり、又、再入所し治療しても中々良くならず病院へ入院となる。(施設看護師)
- 職員間の体位変換、ポジショニング技術の統一。(施設看護師)
- 別職種の中で勉強会など聞き難い。(施設看護師)
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(6)本日のセミナーで良かった部分をお聞かせ下さい。
- 全てよかった。5名(病院看護師2名、訪問看護師、施設看護師2名、デイ看護師)
- 実技が出来て良かった。7名(病院看護師、施設看護師、薬剤師、ケアマネジャー、PT、介護福祉士2名)
- キネステティク 31名(病院看護師15名、施設看護師4名、訪問看護師4名、介護福祉士4名、ヘルパー3名、ケアマネジャー1名)
- 身体機能を有効に活用し、安全安楽に支援が出来ることに自分自身がいかに重労働に苦しんでいたのか1人でも多くの方に実践して欲しいと思いました。(ヘルパー)
- キネステを通じて、新しい視野が広がったように思います。(訪問看護師)
- キネステの概念を知り、職場で不足していた「動き」の支援を他職員にも伝授し実践できるようにしたい。(介護福祉士3名)
- キネステの実践で、介護者・介護を受ける側どちらでも楽に行えた。拘縮ある患者等も聞きたい。(病院看護師)
- キネステの7つのマスを利用して体位をかえられるという事。(ヘルパー)
- 実習は後ろで見づらかったが、実践して簡単に動くことがわかった。(病院看護師)
- 動きに関して、人の尊厳として動かしていくことの重要性が理解出来た。(病院看護師)
- 利用者の機能維持を目的とした動きを学べたので良かった。(介護福祉士)
- ポジショニングで関節の動きに合わせて実践出来たこと。(ケアマネジャー)
- ポジショニングの考え方がよくわかった。患者にも介助者にも優しいキネステティクを取り入れていけるようまた勉強したい。(病院看護師)
- ポジショニングについて新しい考え方、体験できたこと。(訪問看護師)
- ポジショニングの上体移動のテクニック(訪問看護師)
- 大浦先生の講演で、立つ、歩くことの大切さを再確認し、今まで実践してきた、体交等をもう一度見直していきたい。(介護福祉士)
- 大浦先生の体位変換が不要になるかもとの臨床研究。期待したい。(病院看護師)
- 大浦先生の褥瘡の状態を良く見て手当てしてみる等。褥瘡発生の原因を考えて取り除く事が大切。(病院看護師)
- 大浦先生の講演が聞けた事。推進協会セミナーや学術集会は、日頃業務で気をつけることをキーワード的に学べる。(病院看護師)
- 大浦先生の床ずれは手当てである。確かに患者の理解が必要だと再確認しました。(障害者相談員)
- 前回の仙台とケアナビの内容が一緒だったので心配したが、大浦先生の新しい取組みが聞けてよかった。(介護事業所経営)
- 大浦先生の講演内容がとても勉強になった。もう少し聞きたかった。(訪問看護師)
- 大浦先生の講演内容をもう少し時間をとって頂きたい。(訪問看護師)
- 看護ですぐ使える内容で良かった。(病院看護師)
- 予防からの重要性を学んだ。2名(病院看護師、訪問看護師)
- 褥瘡に対してたくさん多く学べたと思います。(ヘルパー)
- 改めて褥瘡ケアの大切、難しさを再確認した。(ヘルパー)
- 褥瘡に対する見方を変える事が出来た。(病院看護師)
- 大事なポイント、やるべきことを確認出来た。2名(訪問看護師、OT)
- 実技も講義もバランスが良かった。専門用語が時々わかりませんでした。(介護福祉士)
- 最近の情報あり、おさらいありで、自分自身の知識や技術の確認が出来てよい。病院と在宅の違いがわかりやすかった。(施設看護師)
- 現在の褥瘡処置法がわかりためになりました。(ヘルパー)
- 医学的根拠があり、コストを考えた粘着フィルム療法。(病院看護師)
- 床ずれになった場合は、原因(圧迫力とずれ力)を考えてケアをして行くことがわかりました。(ヘルパー)
- 褥瘡のケアをするにあたって何が大切か、どのようにして行うべきかわかりやすかった。(ヘルパー)
- 背抜きの効果、必要性を聞けた事が良かった。(介護福祉士)
- 褥瘡ケアで迷っていたことや困っていたことが少しでも解決、理解ができた。(訪問看護師)
- クッション、マットレスの活用で褥瘡予防は出来るが、他の廃用性症候群の症状などは、助長されることがあると気付けたこと。(介護福祉士)
- 褥瘡予防は動くことが大切であると感じた。自分で動いてもらえるように介助していきたい。(介護福祉士)
- ケア用具等も色々と新しい物があり、実際に利用していきたいと思った。(病院看護師)
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(7)来年度の総会で実施してほしいことをお聞かせ下さい。
- シーティング 2名(病院看護師2名)
- キネステティク 9名(病院看護師3名、訪問看護師、施設看護師、介護福祉士2名、ヘルパー2名)
- 訪問看護師からの視点も講義をして欲しい。(病院看護師)
- 演習を実施して欲しい。5名(病院看護師、介護福祉士、訪問看護師、ケアマネジャー、ヘルパー)
- 拘縮の予防方法。2名(ヘルパー2名)
- 現場でのケア、実際行ってよかったケア(事例)。(病院看護師)
- 新しい物や治療について紹介して欲しい。(訪問看護師)
- 実践の際、各ベッドに講師を配置して欲しい。(訪問看護師)
- 褥瘡原因(外的・内的因子)の排除について在宅で何が出来るか?(介護事業所経営)
- 最新の褥瘡治療等。(病院看護師)
- ポジショニングの実践。3名(病院看護師、施設看護師、PT)
- 病院‐施設-在宅の連携がうまく行った事例を聞きたい。(施設看護師)
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(8)当協会の活動全般でこうするともっと良くなると思われる点をお聞かせ下さい。
- 施設にも研修の講師としてきて欲しい。(介護福祉士)
- 実技関係を多くした方が良い。(PT)
- 新しい情報の発信。(病院看護師)
- 経験看護師等の話を聞きたい。(介護事業経営)
- 会員には年間の活動計画がわかるように教えて欲しい。(訪問看護師)
- 時間を守って欲しい。(ヘルパー)
- レジメを作成して欲しい。(訪問看護師)
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